生産者 : ラングドック

ドメーヌ・デ・グレコー Domaine des Grecaux

モンペリエの北西、白い岩山の円形劇場のような場所。この独特の風景を見ただけでもこのエリア、モンペイルーがラングドックでも特別な場所であることがわかります。もともと山間を切り拓いて葡萄畑にしただけあって標高が高く、昼夜の寒暖の差が激しい場所です。

サン・ジャン・ド・フォ村はモンペリエから北西に50キロの山間にあります。 レイグリエール、ドゥーピアック、アラン・シャバノンなど名だたる生産者がひしめき合うラングドックきっての銘壌地です。この独特な土地が優良生産者を引きつけるのか上質なワインが沢山見つかるエリアです。

畑の周りにはタイムやローズマリーなどの野生のハーブが自生しており、その香りが風に乗って漂ってきます。土地の言葉で言う「ガリーグ」の香り。造り出されるワインにもこのガリーグのニュアンスがあります。

当主アラン・コージョル・ガゼは世界のワイン産地を回った後、1998年にこの場所にわずか7haの畑を購入し、蔵を開きました。アジロル・カルケール土壌にガリグレが混った土壌で、ドライで綺麗な酸味が乗ります。
2002年からビオディナミに取り組み、2010年Ecocertのオフィシャルを得ました。

センスあるワイン造りとビオディナミの実践。オリヴィエ・ジュリアンやピエール・キノネロなど高品質なワインを造り出す仲間達と共に品質向上に向けた努力を惜しまない姿勢。毎年、収穫毎に品質が向上しています。

グレコーのワインに共通する香り、ザクロやプルーンのような華やかでいて酸味を伴う独特の香りがります。このモンペイルーエリアのワインに共通して感じる香りでもあるのですが香りの独創性は他の産地との違いがハッキリと感じ取れます。寒暖差と風、寒冷な気候と周りを取り囲む山々が作り出す独特な気候風土が醸し出す香りのようです。

アラン・コージョル・ガゼは職人気質の生産者です。ワインの品質を向上させるためにラインナップも赤ワイン2種に絞り込んでいます。実直に、確実に、当たり前のようにワイン造りに向き合う姿勢は地味に見えますが、ワインから内に秘めた情熱が伝わってきます。